こんにちは。小さなIT企業を経営、マーケティングにも詳しい、現役エンジニア&マーケッターの打田裕馬です。
顧客データ分析に迷っている社長様、Web担当者様はおられませんか?
「Segment(セグメント)」というWebデータ分析ツール(無料可)をご紹介します。
中小零細企業の社長様など
- Webサイト
- ECサイト
立ち上げた時に
- 顧客データの分析しないと必要性を感じますし、
- どんなツールを導入するか、
けっこう迷いますよね。
この記事を読むと、分析ツールの選択肢がありすぎて、迷うことがなくなります。
日本語でSegmentの解説している人がまだあまり居ませんので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Youtubeで見たい方はこちらから↓
Web分析ツール・まずは結論から
まずは、Segmentの役立つ点を紹介します。
Segmentを真ん中に挟むことによって、さまざまなツールにデータを渡すことが出来ます。
例えば
- Webサイト
- スマートフォンアプリ
- オンラインショップのツール
- HubSpot(顧客管理ツール)
Segmentにこれらのデータを一括集中させます
Segmentを仲介することによって、今まで使いこなせていなかった、多種多様なWeb分析ツールに、データを渡すことが可能になります。
例えば
- ヒートマップ Webサイトのどの箇所がよく閲覧され、クリックされているかわかる
- Googleアナリティクス(後述)
- Mailchimp メール配信のマーケティングソフト
とにかく最初にSegmentとつなげよう
Webサイト、ECサイトを立ち上げたら、Segmentとすぐにつなげる設定をして、ここにデータを集めましょう。
そうすると、誰でも簡単に、Segmentを通して、いろいろな解析ツールにデータを渡すことができます。
中小零細向け「Segment」概要
では僕が実際に使っているSegmentの画面を見てみましょう。
画面左:僕の公式サイト「https://uchida.link」を、中央の緑丸「Segment」につなぎました
画面中央:緑の丸が「Segment」で、「uchida.link」のデータをSegmentに集約しました。
画面右:Segmentに集めておいたデータを、次の2つの解析ツールに流しています。
- Googleアナリティクス:Webサイト訪問者の傾向(地域、性別)などがわかる
- Hotjar(ホットジャー):訪問者の動き(ヒートマップ、スクロールの様子など)がわかる
今はこれだけですが、まだ使いたいものが沢山あるので、
右側の解析ツールは、これからどんどん増やしていく予定です。
- メール登録をしてくれた人が、どんな設定をしたのかわかる
- Webサイト訪問者と、Q&Aなど、そのままライブチャットができる
様々なことが出来ます。
もう少し高度な使い方で
- Cloud Function(クラウドファンクション)サーバーなしでクラウド上でコードを実行できるGoogleのサービス
- Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス)クラウドコンピューティングを使ったAmazonのサービス
を動かしたりもできます。
Segmentにデータを集めて、Webサイト側の設定をしておけば
管理画面から、どのようにでも使っていけます。
非常に優れたツール、皆さんにオススメしています。
忙しい人ほどオススメ
- 中小企業の社長さん
- マーケティング担当者
仕事の本業の方で忙しいかと思います。
分析ツール、解析ツールの設定など、1つ1つ大変だったと思います。
Segmentの導入で、今までより手間が省けるのもメリットです。
Segmentをオススメする3つの理由
無料でスタート
1か月1000ユーザーまで、Segmentは無料で使えます。
設定がラク
1つのトラッキングコードをSegmentに仕掛ければOKです。
これまではGoogleアナリティクス、Hotjarなど、使いたいツール全てに、トラッキングコードを張り付ける手間がかかっていました。
大量のツール
Segmentの中には、300種以上、大量のツールが入っています。
データの行き先を、一覧の中から選択します。
Hotjarも、Segmentの中に入っていたので、使うきっかけになりまして、実際使ってみたら、とても良いツールでした。
- 生データを、とりあえずデータレイク(Data Lake データ分析、ビッグデータ解析)という場所に貯めておき
- あとで有効活用する、などとします。
皆さんのビジネスの
- 売り上げ
- 見込み客
見通しに、非常に役立ちます。
Segmentの利用料金(マーケティング)
英語の解説でしたので、こちらにまとめました。
無料でここまで使えます。
- 月1000ユーザーまで(重複は数えません)
- データの流入元は2ソース(2つのサイト・アプリ)まで
- 多すぎる位ですが、データ送信ツールは300出力まで
中小零細企業の方なら、無料プランで十分すぎるほど使えます!
ローコストと書きましたが、自分で設定できれば最初はタダ、設定外注すれば最初の1回の依頼料でほぼ済むでしょう。
月間120ドル(1万4〜5000円)、Segmentの利用料が有料になる頃には、それ以上の利益も出ていることと思いますので、コスト面での不安も不要かと思います。
Segmentの導入方法(無料データ分析)
1度導入すれば、データを一括で管理できます。
それぞれ個別の方法は、別記事やYoutubeに詳しく載せておきます。
プラグイン
WordPress、Shopifyの場合は、専用プラグインがありますので、ボタンポチポチで導入可能です。
JavaScriptのコードを設置
指定のコードを、自作のHPやWix、ペライチに張り付ける方法もあります。
モバイルソース
モバイルアプリにも専用のコードを入れることができます。
アプリ開発を外注している方も、最初のSegment導入だけ忘れずに依頼しておくと、その後の手間や運用コストが非常に省けます。
明日からできる行動〜中小零細の社長様向け
1.まずはSegmentに会員登録をしましょう。
Googleのログインからでも出来ます。
2.Googleアナリティクスとつなぎましょう。
ここまで出来たら、ご自分のWebサイト、Webサービスとつなぐ記事・動画もありますので、そちらで連携していただければと思います。
動画:wordpressとsegmentの連携
まとめ
- Segmentを自社Webサイト・各分析ツールの間に挟み
- データを集約、ボタン1つで各ツールに流す
のがオススメです!
トラッキングコード設定も1度だけで済み、簡単手間ナシ、無料プランでもかなりのことが出来ます。
Segmentの利便性・使い方については以上です。
これからも中小零細企業様向けに
- マーケティングや
- ネットを使って売り上げを上げる
のに役立つ分析ツールや
Webを中心にマーケティングのお話など、どんどん解説します。
↓動画でも見たい方はYoutubeチャンネル登録してくださいね!